Love the world🌈

ハッピーに生きたいアラサーゲイ🏳️‍🌈IT系会社員→🇬🇧で大学院生。日々の記録や考えたことなど。

直近のメモたち

ブログを書こうと思うとまとまった時間がどうしても必要になるが、

ツイートだとちゃんと言語化されずに消えてしまうということで、少し長めの思考はiphoneのメモに書いておき、ここにまとめることにした。

最初なのでろくにまとめもしていないです。

 

・フィードバックを受けた時にネガティブな反応をしてしまうこと

承認欲求の満たされ先として仕事を求めてしまうこと(とにかく褒められたい)

に対して、どう捉え、どう対応したら良いか

→価値に向かう姿勢ではないことは頭ではわかるが感情的に耐えられない、防御姿勢にはいってしまう

→なぜなのか?

→フィードバック=自分の否定ではないということが心の中では切り分けられていないのかも

→こんなことでつまづいている場合ではない、と思ってしまう。理想の自分(それも理想じゃなくてあるべき、みたいになってしまう)とのギャップ

→いまの自分を客観視できていない?(現実をないまま理想ばかり高くなっている)

→同期や先輩後輩でももっとうまくできる、と比較することから逃れられていない?

 

・本来的には、betterな自分になるためのものなのだからポジティブに捉えて良いはず。ネガティブなフィードバックかきたからといって、評価されないとか、そういう訳ではない

→自分に対する苛立ちや不安だとしてもFBする側からはただのプライド高くて人の話を素直に受け入れられないと思われる

→やめた、とか、もうできる、ってなったらそこで止まってしまう。まだ学ぶべきことがたくさんあるとか、もっと良くなれると思うこと

→逆にそこまでの情熱が持てないとか、自分を(ある意味)痛めつけてまでやりたいことではない、という可能性も存在はする

★自分ができると思うことでも 他の人はもっと努力して高いレベルでやっている、not trying enoughな可能性は常にあるよね

 

★足りないところは反省しつつ、自分が持っているものや積み上げてきたことには素直に自信を持ちたいなぁとおもう。

予防線を張ったり人から承認してもらわなくても自分で自分を承認できるようになりたい。

→悪い、ダメというのほうがよほど簡単。

→良いものを良いというのは審美眼も必要だし、覚悟も必要

→上に行けば行くほど承認される機会なんて少なくなる

self confidenceをもって、人が何と言おうと自分はこうなんだとか、こっちを進めばいい

変に卑屈になったり自分を下げて、周りに「そんなことないよ~」って言われるのを待つ態度、嫌いな先輩がやってたやつ。

それを自分もやるのか??いやそうではないだろう.

 

3ĺš´

3月もギリギリのところで月2本目のブログを達成。
ブログというか、構成も日本語もメッセージもめちゃくちゃな、
ただテキストメモで書き殴ったものを、
どうせ誰も読んでいないと「公開」をぽちっとしているだけなのだが。

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今日は3/31という節目の日で、
会社員として働き始めて3年間が経った日。
(ちなみに今週は会社員人生初の海外出張で、今朝シドニーから深夜便で帰国し、
疲れ果ててほぼ丸1日寝ており、その反動でいま非常に元気。)


◆とりあえず、3年間続けられたことは、自分を褒めたいと思う。

自分の勤務先は、ビジョンへの志向が強く、プロフェッショナル意識の高いいわゆるベンチャー企業。

ビジョンへの共感が強く達成したい理想像を描いて底に向かっていく社員や、
成長意欲が高く、長時間働くことを厭わないような社員が多い。
就職活動で何十社も受けることが当たり前な中、
「ここしか受けてません」というメンバーもいるぐらいで。

翻って、自分は第一志望の企業に二次選考であっさり不合格になり、
想定していたほど就活がうまくいかない感覚もあって、
一番最初に内定が出たところでさっさと終わらせたかったというのが本音で。
自分は「なぜ入社したのか」「ここで何をしていきたいのか」
が曖昧で、何となく仕事を始めていたな、と今になっては思う。

そんなマインドセットで入ったものだから、はじめの仕事ぶりは散々だった。
でもそこから少しずつ、仕事の仕方からはじまり、
プロジェクトに必要なスキルも少しずつ身につけていって、
3年目の今年は初めて連続で評価を上げることができた。

会社自体は、決して良い環境だとは言えない。
深夜残業や休日出勤が多いとか、その割に給料や福利厚生はそんなでもないとか、
上司が部下に対して「詰める」ような文化が強いとか。
外から見れば「ブラック」と呼べるような要素はたくさんある。

その中で続けられたのは、以下があると思っている。

・自分を見捨てないで期待を掛けてくれる上司や、ポジティブな言葉を掛けてくれるメンターがいたり、
会社をやめても付き合っていきたい友人と呼べる存在ができたこと

・1年目~2年目ぐらいは、早くから活躍している同期に対して焦りや嫉妬の感情が強かったのが、
より自分がすべきことに集中するようになったこと

・何もできない、全部頑張らないといけない、という状況から、
段階的な目標を、上司の力を借りてうまく設定できたこと。
特に3年目はその目標とプロジェクトのアサインがうまくはまったこと。

上手くいかないこともたくさんあったけど、
なんとか頑張ってここまで来たじゃん、
という気持ち。

◆会社は確かに社員に成長してほしいと思ってはいるが、
人生に責任を持ってくれるわけではない。

一方で思ったこと。

何を考え感じているか、黙っていても察してくれるわけではない。
お膳立てしてくれるわけでもない。
上司のことを人として好きだからと言って自分を主張してはいけないルールは無い。
そこを変に慮ると自分が損をする。

自分は「物分りの良い」「わがままに自己主張しない」方に偏りぎみなので
考えていることをちゃんと言語化して主張しないと、
会社に取って都合が良い(=例えば売上を埋めるためだけの案件や、重いが評価されにくい案件にアサインされる)
だけの人材に成り下がってしまうなと思ったし、実際にそれに近い経験もあった。

Verbalizationと題されたこのブログを始めたのも、
いつも考えがまとまらない自分が、少しでもその時その時で思ったことを
ツイートして流すだけでなくちゃんと書き溜める意図もある。

◆自分の人生の手綱は、自分で引く


もう一つは、ここまで「頑張って続けてきた」という旨のことを書いておきながら
全く逆のことなのだが、
会社勤めは、「意外とできちゃう」ものだなと思った。

大学生のときは40年も仕事するなんて信じられないとよく友人と話していたし本心から思っていたが、
勤めてみると3年は一瞬のように過ぎ去っていった。
この調子で「一瞬で」定年まで勤めることも、また可能である。

そう思ったときに、少し怖くなった。
現状の居場所に意味づけをし、そこにとどまる自分を肯定することは易しいけど、
それで本当に良いのか? 本当に望んでいることを(無自覚のうちに)手放してはないか?と。

そんな風にして、人生を勤務先に預けている人もたくさんいると思う。
転職文化がすくなく、勤続しつづけることが良しとされる日本においては特に。
(※勤続しつづけること自体を批判したいわけではない)

なぜかというと、その方が楽だからと考えている。

自分が本質的に何を望むのか、それを手に入れるために何をしなければいけないのか。

たくさん考えて行動し、時には人と違うことに、勇気を持って踏み出す必要がある。
それは自分の弱さやコンプレックスとも向き合う作業で、孤独で辛い。
1~3年目は目の前の仕事をすることで精一杯で、
ある意味考えることを先送りにする言い訳もできたと思う。そのまま「目の前の仕事」だけで人生を埋めることもまた可能である。
でもそこから逃げずにトピックを真剣に考えたい。

結果として、それは転職かもしれないし、そうじゃないかもしれない。
仕事で自分の時間を全部埋めず、自分の人生の手綱を自分で引くための時間を
最大限取っていきたい。

よし3月を3分残して完了!4月からもがんばるぞー。

自分の手で創るということ

3月になって1つ目の記事

年間100本のブログを書きたいと思っていたが、早々にペースを落としてしまい目標がかないそうにないので、変に目標を決めず、でも心の底では50本以上100本以下ぐらいなテンションで続けていく所存。

 

コンサルタントのおしごと

いまの仕事における自分の肩書はコンサルタントである。

世の中一般のイメージでは、コンサルタントはロジカルシンキングを駆使する人というイメージがつよいのだろうか。

自分の場合は、「主にデジタルサービス・マーケ・WEB領域」かつ「ユーザリサーチが得意」なコンサルタントとして仕事をしている。

 

事業方針が発表され、今後はより、顧客を惹き付ける体験設計、エクスペリエンスデザインの方向に舵をきっていくということだ。

エクスペリエンスデザインはビジネス・戦略レイヤーから日々の運用レイヤーまで適用することができ、モノが売れないいまの時代には面白い仕事だなとは思う。

社会のレイヤーでそれを実現しているのがお隣中国である(という話も面白いのだが、今回の本題とは関係ないので省略。)

 

思っていること

前の記事に近いかも。

いまはコンサルタントなので、基本的には営業やマネージャー・パートナーが取ってきた案件をデリバリーして、お客様の期待に応えるもしくはそれ以上のモノを出すのが仕事。

その中で、売上を作らないといけなかったり、取れてしまったり(?)して、先述したとおりの得意領域や、今後挑戦していきたい領域の仕事ばかりではなかったりする。

例えば、

・クライアント社内の合意形成のために必要な提案書をまとめる

とか

・落とし所は最初からほぼ100%見えているけど、なぜそうなのかを説明するために緻密な資料をつくらないといけない(資料で使ったフォントサイズは5ポイント)

とか。

 

ぶっちゃけ自分の会社や自分が得意なことではないし楽しい仕事でもない。

だいたい毎回の打ち合わせでボコボコにダメ出しされる。下請け、みたいな扱いをされる。

ロジックが通っているのは前提だけど、ロジカルだけならAIで良い。

重箱の角をつつくような資料修正が延々と続く。

でもコンサルなので、お客様の要望には答えないといけない。

 

なのでこのような働き方だと結構しんどいなと思った。

それは何でだろう?どうしたら、ずっとこんな働き方をしなくて済むのだろう?

と考えたときに、

圧倒的に強い哲学を持っているか、確固たる技術を持っていることが大事な気がしている。

もしくはこの両方なのかもしれない。矛盾しているわけでもないし。


何に対してお金をもらっているのか

 

「何でお客がお金を払ってくれるのか」ということを考えた際に、

上記の2つのいずれか(もしくは両方)がないと、提供できる価値が「労働時間」になってしまうんだよなあ、ということ。

 

それだと例えば、上長に提案を通す必要があるけど、能力または時間が足りないので「アウトソースする」とか、

反発必至な提案を通すのに「汚れ役」をやってもらうとか

そういう使い方になる。

もしくは単純にタスクが溢れているから助けてねという「派遣労働者」。

 

近い例が電通。電通はお客様にNOを言わない。どんな無茶な要望でも応える。

お客様の要望にすべてお答えするというのは聞こえがいいかもしれないけど、

自分の手元に技術がないと結局そういう世界になる。

そうなると、

・要望がどんどんエスカレートして非人間的な要求(明日までにこの資料できますか??)とかをするようになり、

更に悪いのが

・お客さんにとっての意味が「何か新しい発想や価値をくれること」とかではなく「丸投げしても全部やってくれる」「自分がやるべき仕事を(手伝ってくれるどころか)代わりにやってくれる」なので、お客さんのコミットが下がる。一緒に考えてくれない。意味があるんだかないんだかわからないようなレビューをする。ロジックはあるかもしれないけどパッションがないので楽しくない。

ということになり、もはや何のために仕事をしているか不明である。

 

21世紀に「創れる」人に

それで、今はデジタルやUXを「企画」したり「調査」したり「改善」しているけど、もっと自分の手で創れるようになりたいなと最近考えている。

具体的にはプログラマーやデザイナーに興味がある。

プログラマーは周知のようにデジタル時代に求められる職業だし、デザイナーは、もちろん綺麗で美しいものを創れるということもあるが、ビジネスや、ひいては社会課題の解決においてもデザインの考え方が求められている。その両者は、WEB・UXUI領域で仕事をしているにもかかわらず、いまあまり分かっていない。

 

あとは、最悪会社をやめても、どうにか食いつないでいけるように、というのもある(英語や中国語もできるけど、易しい翻訳の単価は低い)

 

もちろん、プログラマーやデザイナーとして働くことがいまの仕事の課題をすべて解決してくれるとは思っていないし、プログラマーやデザイナー自体、技術の高さに見合った待遇を受けられなかったり、長時間労働が状態化している現実もある。

 

ただ、新しいことに挑戦してみるのも悪くはない。仕事をだらだらやらずに早く終わらせる動機にもなるのではないかとちょっぴり期待もしている。

とりあえず、オンライン講座から始めてみて、また進捗を書いていこうと思う。

箇条書きで

プロジェクトを終えての振り返り。

あとで各項目についてはちゃんと考えたいけど、

思ったことを、大枠だけ箇条書きで残しておく。

  • 大きなプロジェクトが終わった
    • 3ヶ月という会社の中では長めの案件だった
    • 普段の案件はサイト改善や、特定のサービス・商材のコンセプトメイキングやコンバージョン向上
    • 今回はマーケ・営業の方針策定という大きなスコープ。普段よりも検討領域が広かった。プロジェクトが4本分ぐらい走っている感じ
    • 調査結果そのものよりも、整理の仕方や示唆だしが重要、そのロジックづくりの緻密さがより求められた
  • どうだった?
    • 内容について
      • 普通のプロジェクトであれば問題なく進められるが、今回はなかなかうまく行かなかった。資料1枚でもクオリティが足りないことが多かった。思考プロセスでも資料作成でもプロジェクト進行でも、かなり学びがあったので、プロジェクトだけでなく、いろいろな場面で応用できるようにしたい。
      • 特にロジカルシンキング・ロジカル・プレゼンテーション(明快な論理で相手に伝える)の大事さが身にしみてわかった。これはクリエイティブ系のしごとをする場合でも、最初のイシュー定義と具現化はロジカルさが大事。
      • 相手の関心事を明らかにしてそれに沿うようなアウトプットを作ることは、いまはやりの忖度っぽくてちょっとやだなと思っていた。ただそれがプロジェクトを進める上ではキーになる。結局アクションを促すには腹落ちして納得することが必要で、そのためには相手のマインドで、相手が考えている言葉の定義で語る必要がある。
      • ただ、やはり、社会がこれだけのスピードで進化している中で、こんな初歩OF初歩の提案をしているのか…というもどかしさはあった。日本を代表する大企業がこれでよいの?隣の中国ではもう1ć­Š2歩どころか1kmぐらい先に言ってますけど?「欧米」の真似事どころか、日本の他社事例がないと動けないって…
      • まあそういう企業だから自社でできなくてコンサルに発注するんだろうな。進んでいる会社はコンサルに頼まなくても自社でUXチームを立ち上げたりしている。例えばメルカリがうちに発注することはおそらくない。
    • 働き方について
      • 15回ぐらい定例があって、その中で10回以上は前日か前々日に徹夜をして資料を作っていた。
      • これを続けていると仕事以外のことが何もできなくなって、本当にやばい
      • 料理や学習、趣味などはもちろん、今に埋没して、先を考えることができなくなってしまう
      • もちろん難度が高い、分量が多い、その割に時間が少ないというのはあったが、パレートの法則は本当にそのとおりだなと思っていて、与えられた時間いっぱいまで仕事をしてしまう
      • 海外の調査は楽しかった。自分にしかできない、とまではいかないまでも、自分だからできる仕事だった。英語を使った仕事をこれからももっとやっていきたい
      • ただ英語を使うというだけで満足してはいけない。どんな自分でありたいか、そのためにどんな仕事をするのか。どんな環境に身を置きたいか
  • 思ったこと
    • 誰のために働くか
      • 情熱がないクライアントだと一緒にやっていくのは辛い
      • 変えていこう、もっと良くしていこうという熱意はないけど、頭はそこそこ回るので、資料のロジックの粗ばかりつく。中身については思考をしていないので、議論ができない。レビューという感じになる。これは去年の3月にやった某半官半民と同じ。
    • 結局楽しく働けるかどうかがアサインに左右される状況はきついなと思う
      • 仕事を請ける側だと、どうしても発注者の姿勢に左右される
      • 長時間労働であったり、やりがいが感じられなかったり、良いものを作ろうというよりは、ご機嫌取りに近かったりする案件
      • 選択肢は2つ。
      • 1つ目は、自分で自分の仕事を決められる環境を作る
      • 2つ目は、そういった発注者の状況に左右されない仕事の軸や気持ちの上げ方を自分で定める
      • ただ2つ目は対症療法的で限界はあるので、長期的には1を目指すんだろうな
      • すごく苦労したり、苦手なことばかりをやった先に何があるのか?と考えたときに、2は要は我慢なので限界がある。基本は好きなことをやって生きていきたい。好きなこと=楽なこととか楽しいこととは限らなくても、やっている仕事全体が好きとか、
      • 何歳までにどんな働き方、生活を実現したいか逆算して、少しずつ準備を進めたい
      • まずは職務経歴書を書いて自分の客観視から始めるとよいのかも

結婚式

今日はサークル同期の結婚式だった。

東京は江戸川橋にある椿山荘で、披露宴とその後に続く二次会に参加してきた。

 

なぜか自分の同期は早くに結婚を決める人が多く、これで既に10人近いメンバーが結婚をしていることになる。

大学時代からずっと付き合っていて、いつ結婚するのか、と言う状況の同期も多い。

 

少なくとも直近は結婚の予定がとしては全くない自分としては、こういった披露宴や2次会に参加するたびに色々と思うことがなくは無い。

が、結婚することを決めて、夫や妻になることを決めた友人たちは1歩大人になったというか、次のステージに進んでいて、自分から見ると少しまぶしいものでもある。

 

自分は(少なくとも現時点では)男性として男性が好きになるゲイなので、

偽装結婚でもしない限り、同期たちのような結婚式を挙げたり、そもそも結婚することはない。

 

なので正直、少し冷めた目で見てしまう側面もある。

・バイトの神父が片言で「チカイマスカ?」ってなんだ

・プロの司会者、アナウンサーばりに上手だけど、なんとなく感じてしまう形式感、白々しさ。「温かく笑顔の絶えない家庭を築きたいそうです〜」そりゃ誰も笑顔がなくてギスギスした家庭にはしたくないわな

・なんで最初の挨拶や両家挨拶は新郎側だけで、お父さんお母さんへの手紙は新婦側だけって決まっているんだろう。っていうか家族が死別していたり仲悪い人はどうするんだろう。

・挨拶の半分ぐらいは「ご臨席賜りました皆様の〜」的なテンプレセリフで卒業式とかのスピーチみたい

・その挨拶が特段仲良くもない上司とかだったりするとその形式感はより加速

・全然写真撮れないし話せない!

・そもそもご祝儀3万円って高くない?

・観客に盛り上げを強制するよくわからない余興

とかとか。

 

そういう、ゼクシィが主に作り上げたと思われる、形式主義的な結婚式には違和感はある。

 

でも今までありがとうと感謝を伝えるという本質自体には賛同できるなとは思う。

なんだかんだ、親への感謝の手紙はその人の人生も思い起こさせて、感動する。

 

で、じゃあなんでそういう形式主義的な結婚式をみんなやるのか、みんなやりたがるのか。

それは、トートロジー的ではあるが、「みんながやっているから」という事実そのものが答えになるのだろうなと思った。

 

みんなが通る道だから、大外れのないように、

面白みがないかもしれないし、お金がかかるものかもしれないけど、「そういうものだから」。

参加者側も、たくさんいろいろな式に出て、変わったものへの許容度が低くなっているかもしれない。

それに、完全にゼロベースで作るのなんて不可能だし、一定のフォーマットに沿って進めるのはある意味合理的。

そういう様式美を自分もやることに意味を感じる人もいるかもしれないし、逆にぜんぜんこだわりがないから、間違いない基本テンプレで良いやと思うのかもしれない。

 

でも

やってもやらなくても良いものだったら、

皆がやるものじゃなかったら?

であればどうせやるなら、

自分にとって結婚って何?

結婚式って何?

なんでやるの?

やるとして、なんで人を呼ぶの?

誰のためにやるの?

一番伝えたいことは何?…

徹底的にちゃんと考えたい。

 

何でかって、上でぼろくそに言ったけど、結婚式そのものはしてみたかったりするのだ。

感謝を伝える場があるというのは良いし、今まで仲良くしてくれてありがとう、これからもよろしくね、って言える、そんな場があることはとても幸せだと思うからだ。

 

日本では、一部のアクティビストや先進的なカップル以外の、

多くのゲイにとっては、結婚は現実的な選択肢でないことが多い。

 

で、婚姻関係は認められないが式を挙げることはできる。

だからこそ、やるのにこだわりを持たないなんてありえないし、

やらなくても良いものをわざわざやるのだから、本当の意味で自分たちらしいものがしたい。

 

・もし、「パートナーとの交際に公的な証明がほしい」という意味で

「結婚したい」という人ができて

・そしてまだカミングアウトしていない、家族や友人にもそのことを伝えられて、関係性が続けられており、

・パートナーも結婚や結婚式に対するスタンスが似ているもしくは少なくとも合わせられる

 

という条件つきだけど、

細かいああしたいこうしたいはともかく、

 

・いつまで結婚関係が続くかもわからないし、一世一代の披露宴とか高額なご祝儀というよりは、呼びたい人が来やすいもので(式をするならコスプレ感あるけど、和装で神前式がしたいw)

・形式に従ってもいいしそうじゃなくてもいいけど、考えた結果・選択の結果これがベストだと思えるような形で

・私を祝って!というよりは、これまで仲良くしてくれた友人ともっと仲良くできたり、自分の友だちにパートナーを紹介して、家族ぐるみで付き合えるきっかけになるような、そう思ってもらえるような場作りやコンテンツで…

 

どうせやるなら、そんな式が、(もはや式と呼ぶものではないかもしれないけど)できるといいな。

China Trip雑多メモ

何にもまとめていないけど、週1ペースでのBlog更新を守りたい(手段の目的化感が拭えないけど)ので、

週末に行ってきた会社の中国研修について、メモと振り返りをコピペしておこうとおもう。

 

便利で快適なデジタル生活の裏側にある中国企業トップの思想や実現したい社会、そのレベルの高さ、徹底したUXの追求、提供者も含めたエコシステムの仕組みづくり

リアルとWebの関係の変化(逆転):O2OではなくOMO

 

 

SF映画で描かれていた未来が現実になっているような感覚を覚えたし、なんならその上を行く社会ができつつあるのだと思った。

目の前の現実におぼれてしまうのではなく、一つ上の目線で何をすべきか常に考えられるようにしたい。

 

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China Trip ュモ

 

認識として 

・中国版LINEとかではなくて、中国の方が優位

・Uber Eatsもパクリ

 

今回の目的

・事例ではなく社会変化

・クライアントも知りつつある世界観→キャッチアップ

・出て来る言葉を肌感覚として理解する

 

モノを見たり旅行者だとわからない

企業がインフラ化している→暮らしが豊かになっている。

デジタル後進国

「おもてなし2.0」

 

★メモよりも思ったこと

・システム、NW,DC

・やっていこうという企業のリーダーシップ

 

・情報が統制された中国?

・産業政策に失敗しているのはむしろ日本

 →最初は絶対に自国産業

 

★中国共産党的な

サイバー警察→AIに置き換わってきている

 

★人権、自由⇔快適で便利なサービス

 

★サービスの入れ替わりのスピードが半端なく早い

→因果関係がわかる

個人単位:

30年間高度経済成長

→来年はまったく違う=より良い年であるはずという来たい

投資量がちがう、孫正義的な

 

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BAT

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Tencent(=2ch)はトヨタの時価総額の2倍

 

・人数が多いので優秀さのレベルが違う、投資額

・志→社会がどう良くなるか を考えている

・国の政策や技術 

・中国→ペインポイントが見えやすい、なんとかしたいという気持ちが強い



★BAT→デジタル感度が高いのは知っている

★Bはもうなくなっている(A、Tの2強)、3位は平安

(A、Tはお金と移動…情報化社会における新しい社会のあり方。会社の新年。

思想レベルが違う。ビジョンを描いて、それを元に投資し、作りたい未来を実現している。

よりよい社会を作る、つらい中国を幸せな中国に絶対に変えるんだという信念

 

小山薫堂さん:世界観をつくる コンセプトメイキングでは世界トップ

スマートシティ

 

Alibaba:商取引の円滑化

Tencent:すべてをコミュニケーション化する

→法人も個人っぽい

→Wechatは、wagasちゃんという友達にお金払って持ってきてもらう

→支付寶は4次元ポケット感

★なぜSupercellを買ったのが超先見の明なのか、なぜなのかを理解する

Baidu:中国版Googleになる

 

ユーザ決済でマネタイズしようとしていない

ARでOMOビジネス

世界観を用意してそこにユーザを引き込む(JTエアロゾルとか)

—

 

★平安については全然知られていない

・既存企業のデジタルトランスフォーメーション

→平安モデルを理解して、日本のメーカーを平安モデルに変えていくことが福音 

・平安が一番顧客志向

 

★Aはゲームで大儲けしている

→自販機で買って楽しい♪的な感覚(AR的な世界)

 ゲームみたいな世界になっていく

 Product型からRPG型のビジネスになっていく

 

★この2年で一気に変化

 

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OMOonline merges offline)

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O2Oの否定概念

Apple PayはO2O

(リアルが前提、正しいと信じている)

 

Alipayはオンラインでためたお金でオフラインでも使える

→オンラインで心地よい体験やステップは人間にとってより自然。バイアスが少ない

 

*多くの企業のマネジメントシステムとジャーニーが合っていない

→横串でみるためのツールがUG(無理やり)

 

→オンラインの自然な行動をオフラインで再現すること

 

CEM<デジタルにのったCEM

 

・Alipay上がホーム画面になっている

・できることは日本でもクレジットとかでできるけど、それが超低コストでできるみたいな感じ?

 

★アメリカ IPOよりもバイアウト→Exit

★NPSがバイアウトの指標。いかに好かれるか

 シリコンバレーが顧客志向化

 

ポイントカードなくなる

HUBインセンティブくれない

なんでわざわざ作らないと行けないの?

アプリ入れさせるとかももはやそう

 

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芝麻信用について

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アリババのB2B向けサービス

 

スコア上げるために生きてる感

監視社会というよりは信頼係数、善行を積む

★日本は「お天道さま(世間様=相互監視)」、中国は「デジタル様」

良い面

農村部から出てきた人が家を借りられずホームレススタートだったのが

スコアさえ貯めれば家を借りられるようになった。→上海の成長の原動力

 

Jingdong…荷物を配達して、その帰りの空いた手でゴミを捨ててくれる

裏があるとかじゃなくて、徹底的にユーザのため

 

AlibabaとTencentがやっている システムの良さ競争をやっている

→絶対に悪いことをしない

 

Andy:信頼形成によるソーシャルコストの低下

→デジタル可視化によって実現した

ユーザ側から快適なだけでなく、業務が効率化されている

 

既存の産業構造への影響

→銀行、銀聯、スキャナー(モノではなく、データ保有・ソリューション、ソフトウェア)



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デジタル化する移動サービス

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Mobike:既存のレンタサイクルサービスのペインポイントを徹底的に解消

自転車シェアサービスが乱立

★使い手側からするとシェア自転車ではなく、自転車インフラ/交通インフラ

インフラとして機能するように再配置して、絶対に乗れるような状態にしている

 

安いサービスが残ったのではなく、体験の磨き込み競争をした。

MobikeとOfoで互いのペインポイントを消しまくった

 

★Mobikeの方が海外展開的に有利

回収ルートはAIで最短で出している、Mobikeの方が整理して正しい場所に置いてある



なぜデータを持っているか:UXとプロダクトの改善(日本では、コストダウンか収益アップ)

→量と頻度が高いほど早いスピードで改善できる

物の価値がどんどん下がっている。盗んでも意味がない

 

ものづくりが強かったところ→一番したに来ている

その上にサービス、体験を磨いたTop2、その上のデジタルプラットフォーム

 

DiDi ビッグデータ活用

★サービス品質評価=収入に直結 ユーザの評価だけではなく、データ

 

ユーザとドライバのインセンティブが異なる

ユーザとしての良さを考えるけど、提供者(ドライバ)側の仕組みを整えることでユーザがよくなる(給料がちゃんと上がるとか)

→インフラを使うユーザという観点で見ればどちらもユーザだよね

システムと人間の良い関係をつくる会社 であるという捉え直し

システム(DDやアリババやジーマ=インフラ)がお天道さま的存在

 

環境→行動→習慣→人格

環境を作るのがUXUI設計 ユーザビリティが良い社会をつくる

Webレイヤーは下位レイヤーではない!環境設計

 

タクシーとはなんなのか?(=ユーザを早く安全に快適に目的地に運ぶ)ことを突き詰めて、それをDriving Factorとして仕組み化している

 

・「チャーターシティ」をデジタルの形で実現

 →よりよいシステムに従業員もお客さんも実現(システム同士の競争)

 

  • 体験設計としては、ペインポイントとしてちゃんと解決される・評価されるという心理的負荷<便益

 

 

  • システムを組み込むことで、より上位の概念からの社会課題解決ができる可能性がある

 

 

  • アリババはUXの先を言っている。Hollistic exprience。エコシステムのバランス
    • 第一段階がユーザ
    • 第二段階が提供者側もみる(システムとして)。Ugは第二段階
    • 第三段階は両者のため
    • 第四段階→集めたデータを社会に還元 自社ではなく社会のビュー
    • 第5段階:全体のサステイナビリティ

 

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小売サービスについて

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餓了麼

工場労働者とかがめっちゃ流れてる。頑張れば給料上がるから。

 

棚押さえという概念の変化

→オフライン行動もIDに紐付いてデータが取れるように

 

盒馬鮮生

→発送がユーザがWalkinできるユーザの倉庫 OMO的

→アプリで注文すると、店舗から5km以内なら30分で配送する、というところをどう実現するかというところに徹底フォーカス。オンラインとかオフラインじゃなくて

 

humaワールドに入るのが楽しい

→キラー体験/お店/人が集まる 全体のゲームを提供している

→デジタルによって、全体のテーマパーク的な体験が実現される

 

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自動車マーケティング・カーライフ

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Bitauto/汽車の家

Bitauto:ユーザの車に関わる行動を追って、サービスに還元する ディズニーランド的 逆6文字 サントリーは気づき始めてる

トヨタは10年後ないかも。(下請け・ベンダー)

 

汽車の家:製品提供型=ファネル 

 

Gifty 5回目行動を突破すると突然ロイヤルになってくれる

4回目のユーザに施策打っても意味ない

Ug:2人で送り合うか、週1でバーっと買う ファネルじゃなくて、ルート(ジャーニー・パターンを増やす)

 

「なんでECサイトが無人コンビニやるんですか?」→「えっと…」みたいな

ひとつのUIとして提供するだけ

 

★高頻度・少額取引でタッチポイントを多数確保する

★ビッグデータ→ProductとUXの改善スピードを上げる

 

AR的なビジネス

 

★日本がサイコーのUXの国になると良い データ→UX・プロダクト

 Braveさみたいなものをどう持てるのかな

 社会課題解決

 国を良くしたいという意思

 中国の人にあって日本にないものは?

 

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★Ugについて

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データ→UX改善を回すソリューション

Ug=トヨタの改善手法をものだけでなく、体験全体に対して提供すること



自動車はスマホと同じ構造(デジタル/アプリ)になる次の一大市場



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生活変化による産業構造変化

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  • 起きていること:産業構造のコト化

 

 

  • やっているけど、時間軸

 

          • なっちゃんは買って飲むその瞬間だけ
          • 広告代理店が企業が作ったものをコトにしてモノを売っていた
            • デジタルが出てきた:接点が取れるようになり、競争の仕方が変わっている
        • 星野屋も、止まっている間だけ
        • RPG型・ディズニーランド型への変換
        • もっとこの世界観に浸りたいのに…というのが明確に設計されていない。グリーンプラス
          • on board する値段はかからないけど、その体験の中での課金で収益
        • 時間軸が1日じゃなくてもっと長くできるようにビジネスモデルを設計

 

  • ストーリーからナラティブ

 

        • ストーリー:同じ筋書き 提供者目線 
        • ナラティブ:1äşş1人から見る。FFとか、ユーザによってストーリーが違う。世界観を提供してその中でビジネス。

 

  • ブランドからCXへ

 

      • Salesforce使いこなしてると転職でちょっとスコア上がる
      • 個別ポイントをよくするために全体を見る
  • 人を沢山集めて、バイアウトすれば良いORリアル行動データビジネス
  • 企業体の変化
    • マーケ投資
  • 平安保険
    • 既存の課題
      • 医者の良し悪しがバラバラ、大病院に人集中…
    • 平安アプリでできること
      • 医者のネットワークづくり
      • オンライン問診
      • 歩いたらポイントがたまる
      • ★人ごとにデータが見える 
    • 新しいマーケ
      • こと提供・ペインポイント 信頼構築→データ収集
        • 日本だと、気持ち悪いって思われるかも??
        • 「私は平安好きなんですよ」
        • SBがDr.アプリに出資する
  • 体験起点で、競合を超えた仕組みづくり
    • 競合どうしで手を組んでシームレスな体験を提供する
    • UXの概念が格上げ→オフラインでも追求(リアルでも浸食)
  • サブスクリプションも同じ
    • ずっとこの世界観にいてもらう

 

  • RPG型になっていく中でコンセプト型、世界観を構築するということ
    • ビービット:ソフトウェア会社ではなく、SaaSソリューションなら
      • 目的定義・世界観定義(コンセプトメイキング)は人間にしかできない
      • いい感じの言葉、ではなく豊かな世界観
  • アリババのeWTP構想(electronic world trade plartform)
    • 普通に来ますよ?という話
    • アリババがサントリーと組みたい
      • やっぱり日本の飲料の質は高い
      • Japan MD center
      • 日本とか中国とかじゃなくて
    • 保税区
      • 日本製品爆買対応
        • お店ではなく、ECで買って個人輸入
        • ペインポイント:税関で税金かかったり没収されたり
        • サントリーWelnessも薬事法をすり抜け、保税区を使って伸ばしている。日本の法律でOKなら売れる
      • メーカが中国政府に支配される構造になる
      • プラットフォームも国化
        • ビジネスプレーヤ
        • 台湾のGDPの大半は中国向けのビジネスで生きている→独立派の後退
        • 超大国中国の辺縁という立ち位置でどう生きるか、的な

 

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企業の対応

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    • デジタル対応、波に乗る、だけでは生きていけない
      • Step1:特定目的のジャーニーを抑えるアプリ化

 

  • 特定の目的を対象にし、CJ全体を抑える

 

        • 全体体験
      • Step2:コト化サービスを集めたブランド化:平安
        • 金融→生活に拡張
        • 1アカウントで管理可能
        • 全社としての顧客体験創造フォーカス
          • やっていること自体は普通だけど、KPIの置き方がすごい
          • 各サービスの間の送客数
          • 全部平安なんだ!みたいな
          • 平安UX部:お客様との接点(コールセンター)
            • 日本だと可能性あるのはリクルートか楽天?kouiuKPIの置き方はしていない?まずUXが高くない
            • 今は全部ばらばら
            • 組織構造がちがう
            • ユーザ数が少なすぎる
        • 組織構造について
          • もともとは楽天とかに近かった
          • UXチームは支援部隊。データをビジネスのために使う(notエクスペリエンス)
          • 組織構造をものからことに変え、コト思考になった人をトップに近い位置に置く
          • 平安の営業:アプリを入れてもらうだけ ユーザデータを見て親身な対応(娘さん大丈夫ですか?その間お兄ちゃんの面倒みましょうか?いたいな)→ロイヤリティめっちゃ上がる。平安は家族を守ってくれる

 

  • Salesforce的な営業になっている※これについてもっと知りたい

 

        • ブランド
          • ブランドというと、水と生きるとかって、コンセプトではなくコアケイパビリティに行きがち
          • 世界観があってそれを体験で支える
        • 平安
          • アプリは多産多死
          • コア事業とユーザのイメージがつながっているものが生き残る
          • デジタルトランスフォーメーションというと営業を切るイメージだが、そうではない。営業をバンバン増やす
            • 平安も営業がコア

 

  • 損保:安心安全健康のテーマパーク構想 と言っている

 

      • ビービット
        • いまのCJは個別のタッチポイントが連携していないという状況
        • 土台になっているのがUgというだけでUgの会社ではない
        • 平安も、ドクターアプリの会社ではないし、サントリーもグリーンプラスの会社ではない
        • 1つ1つの商品ではなく世界観が重要
        • RPG型を進めることを支援する その変革




  • カスタマージャーニーについて:エクスペリエンス時代の競争原理
    • もともと:マーケティングの一部
    • 今後:顧客中心戦略の中枢
      • UX部門はデジタルUXではなく顧客接点部門
      • デジタルがメイン→UXが上に立つ
      • Webが競争原理
      • バリューチェーン→バリュージャーニー (RPG型)

 

  • 2E
    • AIは目的設定ができない
    • Expectationの企画・改善
      • そういう意味では一般知識に基づいたインターフェース設計自体は確かにコモディティかもね
      • そのさらに上位レイヤー:どんな世界観を作りたいのか?の思考(安心安全のテーマパーク)



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思ったことバラバラ

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  • 中国で起きる単なる事例ではなく、社会変革
  • 攻め込んでいる、ボーダレスになっている(Amazon Googleとかもそうだよね)
  • よく生きると良い生活ができる真っ当なシステムが競い合う社会
    • 企業の理念
      • 変えたい!という気持ちが強い
    • 市場原理によるWell being system競争
    • 参加の自由

 

    • 日本でこの仕組を実現するには?
      • 企業と人との良い関係
      • どんな課題を解決しに行けるか?
      • 高齢者が多い中でデジタル?
      • 不便さを自ら受け入れてしまっている、不満を言うことを良しとしない
      • でも本当は世界で一番危機感を持たないといけない。世界一のスピードで人口減少が進んでいて、ギリギリの状態で過去の遺産を食いつぶしていて、このままだとその貯金がなくなる
      • 目指したいこと
        • 䞿刊で忍遊
        • いろいろな人のストレスを減らせる(通勤とか、ワーキングマザーとか)

 

  • その便益を誰もが享受できる

 

  • 中国で企業がこれだけUX
  • 日本が活かせる良さは?
  • てか大企業ってすごい
  • インフラは先行者優位?/でも顧客体験を徹底的にみがく

 

  • 個人情報保護の潮流
    • 欧州GDPR
    • 日本の個人情報保護 とか

 

 

 

    • 民泊とかUberとか
    • 既存の規制産業
    • 国策としてインターネット=OMO推進施策
      • やって良いことを決める/やっちゃいけないことを決める
      • 国に変わってもらうしかない

 

エクスペリエンスを様々なレベルで作れる(アプリ/サービス/社会インフラ)人材は超貴重

    • ビービットですらレベルが足りない可能性がある?
    • 今だと、社会を良くしたい!という人はNPOとかでちまちまやっている、(それは絶対に必要)だけど、作りたい社会を見据えて1つずつ取り組み、仕組みから解決できる力があるのはグローバル大企業だなと思う(もしくは政府)
  • 出口の構想がやはり社会をどう良くするかだからジーマ信用とかまで考えられる(利益だけだったらそこまで行かない)

 

  • 大量のユーザデータを扱うことになる・快適なデジタル体験を提供するためにはNWポDCを持っているKDDIとかの通信会社はインフラとしてめちゃチャンスでかいのでは(サービスを買収しまくるとか。それをやろうとしているのがソフトバンクということなのか)

 

  • 自分はどのレベルで考えて、仕事したいのか
    • どのレベルでも、結局1äşş1人の体験を良くしたい、ペインを解決したいということになるのかな
    • 世界観づくり、コンセプトメイキングはできるようになりたい
      • コピーライティングとかの広告代理店的なスキルではなく、ペインが解決されている
      • 確かに地方が縮小していく中でどういうペインが
    • おもてなし1.0:接遇、2.0は全体
      • 2.0ができているサービスをもっと



知識とか事業方針とか平安とか、知識としては知っている

→中国を変えた(大都市中心かもしれないし、色々裏に問題もあるとは思うけど)

 

社会のペインって色々ある。

できない理由ではなく、どうしたら実現できるか考えたい



コンセプトメイキング:

日本が強いもの…漫画・ゲーム

もともとは得意だった。

 

すべてが繋がる、という感じ

 

  • 効果的、効率的じゃなくて、使っていて楽しいというのが良い

 

 

  • 大きい視点でちゃんと考える、描きたい大きな世界観を持つ

 



★China Tripまとめ

 

上海は雪が降っていました。

 

自分用メモなので読みにくいかなとも思うのですが…

クオリティより速さ重視で出します。

 

◆上海での実感:日本にも「似たようなもの」はあるけど、「似たようなもの」でしかない

・行く前には、「中国すごいけど、似たようなものは日本でも一応あるんじゃね」と思っていた

ーWechat payは、iphoneでApple Payやれば同じぐらいスムーズに決済できるし、LINE Payやインバンの個人間送金できるよねとか

ー日本交通もタクシーアプリあるしUber使えるよねとか

ーお店でQRコード読み込んで注文するのは居酒屋のタッチパネルとそう変わらないとか

 

・でも、それが社会の中に溶け込み、インフラ化している、そのレベルが圧倒的に違った

ー日本では高価なApple Watchやiphoneを買えて設定もできるハイリテラシーなユーザしか使えないけど、中国ではスマホというインフラさえ持っていれば誰でも便益を享受でき、

ー日本では都内だけ、コンビニだけと場所を限定されるけど、中国では(地方の農村とかを除けば)ほぼ100%どこでもできて、

ー重厚なインフラが逆に足かせになってしまう日本とは対照的に、QRコードなので設置コストやシステム開発コストも(おそらく)圧倒的に低く、

ー何よりもすべてが連動していて体験の質が高い。ゲーム感覚で楽しい

 

◆なぜそれができるのか:構想している社会・目指している社会の視座が圧倒的に高いから、目先の小さなハードルは超えられる

・アリババやTencet、その他中国エリートたちの頭の中には、「儲けたい」でも「良いUXを作りたい」でもなく、「国を良くしたい」「不便で不快で、無駄の多い社会を変えたい」という強い思いがある

・だから、様々な壁を乗り越えて、いまの便利で快適で穏やかな生活を実現した

 ー共産党独裁だし、企業も強力にトップダウンで進めたのかと思いきや、現場の反発や、課題は普通にたくさんあった。それを乗り越えて、サービスの提供者と受益者どちらもWin-winになるよう、サービス・組織体制・人事制度を仕組み化した

 ー平安グループは今でこそ成功しているが、それまでは試行錯誤の繰り返し。組織構造をガラッと変え、トップを首にしてUX人材に挿げ替えるなどかなり「痛みの伴う構造改革」を行った



◆自分の仕事:どう社会課題を解決できるか、そのためにどういう仕組みや体験を作るか、それを追求したい

・上記のアリババの社長の思いとか、アリババの企業理念はほぼ「社会をどう良くするか」を考えている。自分も社会課題解決に取り組むという目線を忘れずに仕事をしたいし、そこに繋がるように仕事を設計したい

・もう少し身近なところでいえば、UgとかXDの位置づけが腑に落ちた。

 ーユーザが浸りたいと思うコンセプトが作れ、それを支える良い体験が作れるというのは、目指したい状態までまだ遠いにせよ、近づくための有効な手段のように感じられた

 ーそして(少なくとも今は)信じて頑張ってみようかなと思った

・あとはこういう世界最先端の情報がもっと日常的に入ってくるような環境に身を置きたいし、ビービットかどうかは分からないけど海外に出たい気持ちはまた強くなった

 

・Blog(家に帰ったら書く)

→整理されていなくても良いので、

・スライドの超要約版(現状)

・思ったこと

・これからどうしていきたいか

ミミミ

  • 振り返り@2018/01/31
      • 結局なんなの?はまだちゃんと言語化できていない
      • もっと上の視点
      • 仕組みが人をつくることってかなりあるんだな
        • 新しい社会のあり方
        • 今のいろいろな問題を解決できるといいな
      • ★コンサル(エクスペリエンスデザイン)が何で意味があるのか自分なりに納得できて、がんばろうと思った
      • コンサルはクライアントの要望にひたすらお答えするって感じだけど、エクスペリエンスデザイナーはユーザが浸りたい世界観、同じ商品でも強烈に期待が立ち上がるコンセプト(その製品やサービスがユーザにとってなんなのか突き詰めて具現化)というので良いよなと思う
    • 行動の変化したところ
      • まだ全然できていないけど、もっと上の視点を持つこと
        • 今までは、会社が利益型顧客志向っていってたから、そうなんだとか、上の人が決めたことをふーんって感じで見てたけど
        • どういう社会を実現したいかの気持ちをもっと持てると良いなと思った
      • ★変わらなきゃ!って思った
      • ★感度があがった、ユーザ中心に・CJ的に部門を変えることをチームがやってくこと、ジーマ信用的なトライアル そのための体力と効率化
      • ★おもてなし2.0(接遇だけがんばるんじゃなくて→全体体験をつくる)
      • ★過剰品質は社会課題(たしかに生産性を下げている面があると思う。コンサルティングワークとかも、バリューじゃなくて、資料の重箱をつつくようなことばかり議論するとか)
      • ★日本企業は何すべき?クライアントは?
        • ビービットはあまりにテクノロジーに対して無知・変化に対応するスタンス→未来像から逆算する
        • 何がどう変わるかという予想を前提として、日本企業はこうあるべき・それをやるべきという逆引きができない

 

  • 何故動かないといけないか、動くとして何から始めるか?

 

      • モノ・コトだとDoに落ちない
    • ★テクノロジーはあくまでも手段
      • 前提として、企業のあるべきToBeがあって必要な変革(ビジネスモデルとか)それを達成するためのテクノロジー
      • 企業が存続→ディスラプトや、企業の競争優位性が変わるレベルでの変化を見ている コスト対バリューの大規模変化
        • 社会構造、競争原理 PESTレベル ブロックチェーンとか
        • 3Cレベル(業界レベル)で関係ありそうなもの
        • Disruptが起こる条件:悪い売上があるとき/過剰スペック→Technologyが新しい課題の解き方
    • ★日本でも起きる可能性がある→どう伝えると自分ごと化するか
    • ★日本は外国をせっせと見習うことで成長したのに、内向きになっているのはなんでだろう?慢心?
    • ★一番ネックなのが法規制
      • 各国でAlipay経済圏への取り込みが進んでいる、下請けの工場国家になるのが見える失敗パターン
      • 日本は1礞1社はそこそこの市場規模がある
      • UXをマーケに矮小させないか(課長部長レイヤとのたたかい)
  • 何を変えていけるか
    • もっと上の視点を持つ
      • (努力しなくてもよいという意味ではないけど)仕組み
      • 社会のペインポイントに敏感になる
    • 自分もどんどん変化したいな

 

電子国家エストニアにも行ってみたい。サマーウォーズのOZ的な世界観なのかな

閉じかけた瞼の前に、迫る現実 ー小室哲哉さんの不倫報道について

週1ペース更新、年50本のブログを書くことを密かな目標にしています。

基本は月に4回の更新が必要になるペースで、3回目の更新。

ペース的にはオンスケというところだろうか。

さて今日の更新。

 

「ただの不倫報道」とは思えなくなった理由

数々のヒット曲を生み出し、平成のアイコン的存在であった小室哲哉さんの

不倫報道、それを受けた引退宣言。

natalie.mu

 

 

不倫自体の是非は置いておくとして、自分は芸能人・著名人の不倫報道は非常にくだらないものだと考えている。当事者と弁護士で解決できればいいじゃん。他にも重要なトピックはいくらでもあるのに、芸能人の不倫報道に多くの時間を割くマスコミは視聴者を舐めきっている。それにまんまと乗せられて芸能人を叩く視聴者も暇で暇でしょうがないんだろうなと思う。

今回もどうせ似たような件で、あーくだらないなーと思っていた。ただ、この一件の背景には、「妻KEIKOさんの介護」という問題が絡んでいることが明らかになった。

それで見方が変わったというか、「家族や近親者の介護」という、目をぎゅっと閉じて背け続けている現実が、この国では、どんな人の近くにも迫っているということに改めて気付かされた。

(えっ、KEIKOって確か、まだそんなに年じゃないのに…というショックも正直あるにはある)

日々介護をしておられる方からすると、そんなのはもう当たり前で、こんな風にのん気な表現ができること自体、当事者感がないといえばそうかもしれないが。

 

もはや日常と化している、介護という問題

公式なデータを少し見てみることにした。内閣府作成の 平成28年版高齢社会白書(全体版) 。その一部に、介護の現状についてのデータが記載されている。

3 高齢者の健康・福祉|平成28年版高齢社会白書(全体版) - 内閣府

ざっくり言えそうなことは以下。

・認知症患者は増え続けている

・平均寿命の伸びに対して健康寿命はそれほど伸びていない。つまり、介護期間が増加している

・自宅で終日介護しなければならない人の割合も一定高く、そのため、(主に女性が)離職や転職をせざるを得なくなっている

 

世の中ですでに言われ尽くされていることではあるが、データを見ると改めて厳しい状況だなと実感する。 

介護人材という側面からみたデータはこれ。

http://www.wic-net.com/pdftmp/3088_1_3_1516444771.pdf#page=1

こちらはざっくり何が言えるかというと

・最新の有効求人倍率は約3倍(逆に言うと、求人数に対し1/3しか求職者が集まっていないということ)

・せっかく集まっても、体力的・精神的にきつい業務による不調、不十分な収入により、離職率も高い。

ということだ。

いくら福祉施設や老人ホームがあると言っても、家族や近親者が世話をしないといけない状況はどうしても生まれる。病状的に入居できなかったり、順番待ちになってしまったり、高額なホームの費用を工面できなかったり。

お金がたくさんかかる上に、介護施設のキャパシティには限りがあり、お金だけで解決できる問題でもない。

小室哲哉さんは90年代のヒット曲連発で相当に稼いでいたと思われるし、詐欺事件などがあってその大部分はなくなってしまったものの、人並みかそれ以上の暮らしはできていたのだろうと思う。でもそういう人でも避けられない問題。それが介護。

ましてや、我々一般人は早くに家族を亡くしたり、何らかの理由で縁を切っていたりしなければ、ほぼ確実にやってくる。

自分の家族の話

自分の家族でも、近い話がある。

祖父は90歳を過ぎて、軽度ではあるが認知症と診断された。幸運にも自宅からそれほど遠くない場所で入居できるホームが見つかり、現在は基本的にホームにいながら時々自宅に帰るという生活をしている。

祖父の娘にあたる母は、時々訪問はしているが世話をしているわけではない。祖父とはあまり仲が良くなかったという話は聴いたことがあり、たしかに2人の会話は事務的で最低限の内容にとどまっていた印象がある。元気だったときの関係性はこういうときに出るよなあと思った。

病院への送り迎えや世話は、祖父母の隣に住む叔母がやってくれている。年に数回会うときは基本的に元気なときなので、実際の状況はどうなのか正直良くわからない。叔母はFacebookで愚痴をこぼすことが時々あり、それと、SNSで見聞きした介護者の話を照らし合わせながら、こんな感じなんだろうか…と想像できる程度だ。

ただ1つわかるのは、「これ、めちゃくしゃしんどいぞ」ということ。

・育児と違って、日々成長していくような楽しみとか、改善する見込みがない。

・そして終わりが見えない。数年かもしれないし、20年かもしれない。

・病気や怪我などいつ起こるかわからない。福祉施設も病院ではないので、何かあった場合は深夜でも対応しないといけない・(祖父も自宅の階段で転倒し頭を打ったりしている)

・以前ではできたことができなくなったり、想像できない行動を取ってしまう。違う人間のように見えてしまう(小室さんのインタビューでは、妻から女の子になってしまった、と言っていましたね)。特にそれが配偶者や親など自分にとって大きい存在であった場合、なおさらそのギャップが強調される。

・感謝されない。最悪の場合、誰なのかすらわかっていない場合もある。

 

自分は、今のところ、介護に追われる日々を送ってはいない。ただすぐ隣で、こうした状況に置かれている人がいる。

親戚の集まりでは自分の立ち位置は「孫」で、褒められ可愛がられる。でもそれで良いんだっけ?

だからと言って、じゃあ自分が祖父の世話をできるかというと難しい。叔父叔母も自分たち一家に頼ろうとはしていないし、それを非難する様子ではない。でも、親戚の集まりでは少しの罪悪感を感じてしまう。

それに対する答えは出ていない。今のところは、「良い孫」という役割に徹し、せめてその間は楽しい時間にしたり、精神的負担を減らそうと考えている。なので何回も繰り返される質問に答えたり、話をうんうん聴いたりしている。もちろん義務感だけではなく、残り少ない時間を楽しみたいという気持ちは本心としてある。

できれば避けたいことに、正面きって向き合う難しさ。でもやらなければならない時が、いつか来る。

これはよくある話だなとは思う。

それだけに、日本全国で何万もの人たちが、年老いた/弱ってしまった家族の介護という問題に向き合っていることは尊敬に値する。叔父叔母にも感謝しかない。

それで、自分や自分の家族にも、近い将来同じ状況が訪れない保証はどこにもない。

ずっと目を閉じて、知らないふり・自分には関係ないふりをすることはもうそろそろ限界なのではないか。

KEIKOさんがそうであったように、若くてもある日を境に障害を患ってしまうかもしれない。長時間労働の人は心臓病や脳梗塞のリスクが高い。倒れて、働けないどころか動けなくなるかもしれない。自分や父親にそのリスクがないとはいえない。

じゃあ、どうすべきか。

今すぐ祖父の介護を手伝うという話ではないのだろう。(それもやったほうが良いかもしれないが)

ライフステージが変わり、心身の調子も変わっていく中で、家族の関係性・役割の変化は必ずやってくるということを改めて認識し、”覚悟”すること。

お金や保険の話、延命や手厚い治療はしてほしいのか等、必要な準備や、話し合いをしておくこと。

特に子・孫である自分が、なんでもやってもらう受益者ではなく、推進者になっていくこと。そういう意識をもつこと。

自分は、親が一番期待しているであろう綺麗なお嫁さんや、可愛い孫は、少なくとも直近連れていけそうにない。連れて行けないけど、よりよい関係を作るためにできることは色々ある。次に実家に帰ったときに、少し話そうと思った。

 

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