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ハッピーに生きたいアラサーゲイ🏳️‍🌈IT系会社員→🇬🇧で大学院生。日々の記録や考えたことなど。

3年

3月もギリギリのところで月2本目のブログを達成。
ブログというか、構成も日本語もメッセージもめちゃくちゃな、
ただテキストメモで書き殴ったものを、
どうせ誰も読んでいないと「公開」をぽちっとしているだけなのだが。

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今日は3/31という節目の日で、
会社員として働き始めて3年間が経った日。
(ちなみに今週は会社員人生初の海外出張で、今朝シドニーから深夜便で帰国し、
疲れ果ててほぼ丸1日寝ており、その反動でいま非常に元気。)


◆とりあえず、3年間続けられたことは、自分を褒めたいと思う。

自分の勤務先は、ビジョンへの志向が強く、プロフェッショナル意識の高いいわゆるベンチャー企業

ビジョンへの共感が強く達成したい理想像を描いて底に向かっていく社員や、
成長意欲が高く、長時間働くことを厭わないような社員が多い。
就職活動で何十社も受けることが当たり前な中、
「ここしか受けてません」というメンバーもいるぐらいで。

翻って、自分は第一志望の企業に二次選考であっさり不合格になり、
想定していたほど就活がうまくいかない感覚もあって、
一番最初に内定が出たところでさっさと終わらせたかったというのが本音で。
自分は「なぜ入社したのか」「ここで何をしていきたいのか」
が曖昧で、何となく仕事を始めていたな、と今になっては思う。

そんなマインドセットで入ったものだから、はじめの仕事ぶりは散々だった。
でもそこから少しずつ、仕事の仕方からはじまり、
プロジェクトに必要なスキルも少しずつ身につけていって、
3年目の今年は初めて連続で評価を上げることができた。

会社自体は、決して良い環境だとは言えない。
深夜残業や休日出勤が多いとか、その割に給料や福利厚生はそんなでもないとか、
上司が部下に対して「詰める」ような文化が強いとか。
外から見れば「ブラック」と呼べるような要素はたくさんある。

その中で続けられたのは、以下があると思っている。

・自分を見捨てないで期待を掛けてくれる上司や、ポジティブな言葉を掛けてくれるメンターがいたり、
会社をやめても付き合っていきたい友人と呼べる存在ができたこと

・1年目~2年目ぐらいは、早くから活躍している同期に対して焦りや嫉妬の感情が強かったのが、
より自分がすべきことに集中するようになったこと

・何もできない、全部頑張らないといけない、という状況から、
段階的な目標を、上司の力を借りてうまく設定できたこと。
特に3年目はその目標とプロジェクトのアサインがうまくはまったこと。

上手くいかないこともたくさんあったけど、
なんとか頑張ってここまで来たじゃん、
という気持ち。

◆会社は確かに社員に成長してほしいと思ってはいるが、
人生に責任を持ってくれるわけではない。

一方で思ったこと。

何を考え感じているか、黙っていても察してくれるわけではない。
お膳立てしてくれるわけでもない。
上司のことを人として好きだからと言って自分を主張してはいけないルールは無い。
そこを変に慮ると自分が損をする。

自分は「物分りの良い」「わがままに自己主張しない」方に偏りぎみなので
考えていることをちゃんと言語化して主張しないと、
会社に取って都合が良い(=例えば売上を埋めるためだけの案件や、重いが評価されにくい案件にアサインされる)
だけの人材に成り下がってしまうなと思ったし、実際にそれに近い経験もあった。

Verbalizationと題されたこのブログを始めたのも、
いつも考えがまとまらない自分が、少しでもその時その時で思ったことを
ツイートして流すだけでなくちゃんと書き溜める意図もある。

◆自分の人生の手綱は、自分で引く


もう一つは、ここまで「頑張って続けてきた」という旨のことを書いておきながら
全く逆のことなのだが、
会社勤めは、「意外とできちゃう」ものだなと思った。

大学生のときは40年も仕事するなんて信じられないとよく友人と話していたし本心から思っていたが、
勤めてみると3年は一瞬のように過ぎ去っていった。
この調子で「一瞬で」定年まで勤めることも、また可能である。

そう思ったときに、少し怖くなった。
現状の居場所に意味づけをし、そこにとどまる自分を肯定することは易しいけど、
それで本当に良いのか? 本当に望んでいることを(無自覚のうちに)手放してはないか?と。

そんな風にして、人生を勤務先に預けている人もたくさんいると思う。
転職文化がすくなく、勤続しつづけることが良しとされる日本においては特に。
(※勤続しつづけること自体を批判したいわけではない)

なぜかというと、その方が楽だからと考えている。

自分が本質的に何を望むのか、それを手に入れるために何をしなければいけないのか。

たくさん考えて行動し、時には人と違うことに、勇気を持って踏み出す必要がある。
それは自分の弱さやコンプレックスとも向き合う作業で、孤独で辛い。
1~3年目は目の前の仕事をすることで精一杯で、
ある意味考えることを先送りにする言い訳もできたと思う。そのまま「目の前の仕事」だけで人生を埋めることもまた可能である。
でもそこから逃げずにトピックを真剣に考えたい。

結果として、それは転職かもしれないし、そうじゃないかもしれない。
仕事で自分の時間を全部埋めず、自分の人生の手綱を自分で引くための時間を
最大限取っていきたい。

よし3月を3分残して完了!4月からもがんばるぞー。